タイ南部への旅行記
2013.12.−記
第1日目 ソイ33通り ホテルがない いい食堂を発見
第2日目 単独行の買春男性 盤上遊戯を発見 ドンムアンへ ハート・ヤイへ
第3日目 厳しいハート・ヤイ 大遅延の列車
第4日目 スラー・ターニー 猿の椰子の実取り 豪華深夜バス
第5日目 マンダリン 見えない盤上遊戯 見えたチンチロリン
第6日目 カンチャナブリー 戦場にかける橋 バスのスピード競争
第7日目 バンコックの王宮 盤上遊戯を発見 最後が失敗
第8日目 別離の朝 雨中居のトップに戻る


第7日目−3  最後が失敗

 カンボジアやラオスの状況がどうだろうか。
カンボジアは行政機構が崩壊してしまったし、ラオスは内陸国で産業の興隆にはきわめて不利だろう。
両国とも難しい状況なので、急速な近代化は難しいだろう。
ミャンマーが可能性があるのだろうか?
しかし、1990年頃には、ミャンマーはまったくの貧しい国だった。
王宮の小僧さん
王宮に横たわる仏様の足裏

行政機構が整ってきたのだろうか。
最近、近代化を言われ始めたので、ミャンマーはもう一度見ておこうかと思う。

 さまざまな考えが交錯したまま、ウイークエンド・マーケットへと歩いて行く。
ここは大きなマーケットで、圧倒的に若い人が多い。
食品などの生活必需品を売っているというより、服飾品やちょっとお洒落なものを売っている。
土産物屋も多い。
土日しか開かないとあってか、大変な人出である。
ボクはここでシルクのテーブル・クロスを買った。

 夕方になってきたので、ホテルに向かう。
また中華街へ行こうかとも思ったが、ちょっと疲れてきたので近所の食堂にしようと、ホテルのレセプションで聞く。
近くに美味い食堂がないかというと、レセプションの女性は目の前のビルの中に、いろいろな店が入っているので選り取り見取りだという。
彼女もよく行くというので、彼女の言葉を信じてしまった。

 このビルには確かにレストランがたくさん入っていた。
簡単な食事から、本格的なレストランまで、何でもありそうだ。
しかし、街中で見るような麺を売る店はない。
乙にすました新しもの好きの、つまりファミリー向け、もっと言えば子供向けの店なのだ。
だから、若者や家族連れなどが多かったが、食べることに熱心な人向けではなかった。

 すっかり暗くなったなかを、飛行場近くのホテルへと移動する。
明日の飛行機が朝早いので、飛行場の近くのホテルに移動したのだ。
スワンナプーナ飛行場は素晴らしいのだが、このホテルはいただけなかった。
高いだけで良いところは何もない。
今回の旅行の中では最悪のホテルだった。

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