平日のビルマ
コダック・フォトサロンでの個展から
戻る   

 アジアに通い始めてから、何度かビルマに行きました。そこで撮った写真を、1995年にコダック・フォト・サロン(東京:銀座)にて個展という形で発表しました。ここに掲載した写真は、その時の写真を中心にして編集してあります。
1995年−個展の案内
1.ヤンゴンを走るバス
2.ヤンゴン港で走る舟
3.荷物を頭上で運ぶ男
4.バスの中の坊さんたち
5.日陰を求めて
6.普通の家でも、坊さんがいる
7.長距離でもバスが足である
8.トラックのバスに乗る
9.水をくんで家まで運ぶ少女
10.牛はゆうぜんと寝そべる
11.パガンの子供たち
12.イラワジ川の近くのパゴタ
13.パガン遺跡−1
14.パガン遺跡−2
15.パガンの落日
 地球上の文明は、農耕社会を生み出し、工業社会へと移行し、今日では情報社会へと至ろうとしています。

農耕社会→大家族→群としての生活
工業社会→核家族→対としての生活
情報社会→単家族→個としての生活

と言ったように、それぞれの社会では、それぞれの社会にあった価値観があります。どんな社会にあっても、人間は喜び、笑い、泣き、怒り、そして愛しあって生きています。


 ビルマ(ミャンマー)は、第2時世界大戦後から鎖国によって、しばらく西側諸国との交流が途絶えていました。しかし、ここでも人間は我が国と同じように生きています。楽しいときには喜び、笑い、悲しいときには泣き、怒ります。  本サイトの写真は、すべて1995年以前に撮影したものです。当時の庶民生活には、まだ近代化の波が押し寄せてはおらず、地方に行けば電気のない地方もありました。15年以上たった今では、ずいぶんと変わったことだろうと思います。

次へ