上の写真はザグレブで泊まった宿の中庭に入る鉄扉に、呼び鈴のように付いていたもの。扉が開くと帽子の羽根が鉄扉に当たって音をだあし、人が来たことを知らせる仕掛けである。
ザグレブの街は北側に小さな旧市街があり、一段低くなった南側に新市街が広がっている。新市街には路面電車が走っている。旧市街は石畳の舗装が多く、タクシーが石畳の坂道を上り始めた中ほどに我々の宿があった。旧市街の西側で、市庁舎のすぐ近くだった。 |
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道路に沿って建物がくっついて建ちならぶヨーロッパ風の街並みに、ガラリの窓から室内の様子がうかがえる。玄関扉の脇にある呼び鈴には、4軒分の名前が書
いてある。そのうち、アパートメントと書かれたのが、我々が泊まる部屋である。玄関扉を開けると、かつては馬小屋だったと思われる場所に入る。もちろん今
では車が止まって車庫になっている。そこから中庭が見え、典型的なヨーロッパの都市型住宅である。 |