ザグレブの旧市街にある細い路地を歩いているときに、目にした中庭の風景を人のいなくなるのを待ってシャッターを切った。
カーブルカーの終点には、ロトルシュチャク塔がそびえている。煙と何とかは高いところに登るというので、我々も登ってみることにする。急な回り階段がつ づき、初老人にはなかなかにキツイ。天辺には街を一望できる展望台があったが、大砲が一門そなえてあった。旧市街時代の遺物だろう。これで敵にそなえたに 違いない。
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ロトルシュチャク塔の降りは膝が笑って、平地に降りてから困った。太股が張っている。この程度の上り下りで太股が張るようでは、この先が思いやられる。
失恋博物館に向かう。失恋したときの思い出の品を、世界中から集めて、コメントを添えて展示してあるのだ。クロアチア語と英語のコメントだが、日本人だ
と判ると日本語のガイドブックを貸してくれた。自転車がなぜ失恋と関係あるのか判らないが、失恋した本人には思い出の品なのだろう。 |