シュベニクの街は海外沿いに細長く広がっている。海から山へと、ほとんど平地がない。建物は段々状に山へと連なっている。おそらくアドリア海に面した湾
が、自然の良港だったから、ここに街ができたのだろう。しかし、ここの人々は一体何をして暮らしているのだろうか。産業が見当たらないのが不思議だ。
狭い市街地に、びっちりと肩を寄せ合って建ちならぶ建物たち。その間には狭い路地が迷路のように走る。 |
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聖マルコ大聖堂の左に広がる広場が気持ちいい。今日は小雨が降ったり止んだりしているので、立ち止まる人もいないが、大聖堂と山側の建物に囲まれた広さ
がちょうど良い。日傘を畳んでいるが、山側はおそらくカフェだろうと思う。部屋に閉じ込められた人たちが、外に出てコーヒーを飲みに来る。囲まれているので、強い風も吹かないだろうし、そんな広場としてちょうど良い。 |