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マニラ:マカティ−1 |
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ニノイ・アキノ空港へ
機体はエアバス330−300で座席にモニターがない。ビデオは各自のネット・ディバイスで見るようにということで、wifi の案内があるが、まったく感心しない。機内でフリーSIMの案内カードをくれる。この案内カードを空港の前の売店で見せれば、1日用のフリーSIMをくれるという。しかし、5ギガのプリペイドSIMを300ペソ(約600円)で買った。1日のタダSIMをもらっても、2日目からどうするかとなるからだ。 間口1メートル×奥行き50センチの小さな屋台のような売店である。そこでプリペードSIMを買うと、設定はすべてやってくれ、使えるかキチンと確認までしてくれた。300ペソだから、極めつきに安い。SIMフリーのスマホをもっていれば、絶対これに限る。速度もそこそこ出ており、充分に満足だった。(あとで1週間で使い切ってしまうことがわかる) マニラの空港前は相変わらずの混雑。タクシーには長い行列ができている。クーポンタクシーを使ってみる。普通のタクシーと違うのは、別の専用乗り場があり、そこで行き先を聞いてクーポンを発行してくれる。マカティに行くと伝えると、440ペソと書いた紙をくれる。それをもってタクシーに乗ると、安心だという触れ込みなのだ。もちろん安心には金がかかる。 クーポンタクシーは普通のタクシーよりも2倍くらい高いようだ。しかし、これに乗るのは初めてだったので、興味深い体験ができた。(マニラから帰りの話。マカティで飛行場までというと、メーターに50ペソのせてくれと言われた。着いたらメーターは127ペソだったので、支払い金額は177ペソと言うことになった。運転手の話が面白かったので200ペソ渡して、お釣りはチップにした) 道路が混んでいる。45分くらいでホテルに着く。ネットで予約するときには、きれいな写真に見えたが、現実はぼろいホテルだった。「That's it ? ここがホテル?古いね」というと、タクシーの運転手も笑っていた。マカティの外れだがマヤラ駅の近くで、SMショッピングモールも近く、便利な場所ではあった。 現地時間で1時過ぎ。ホテルに着くと荷をほどくのももどかしく、すぐに街に出る。まずATMでお金をおろす。3000ペソで試すと、200ペソの手数料をとるという。ちょっと高いのではないかと、キャンセルしてみる。するとキャンセルの記録が印字されてきた。これには感心する! 強い日差しの中、日陰を選んで歩く。この地域は大きな建物が多く、下町風の風情はない。昼飯をと思うが、マックやケンタッキーフライドチキンなどのチェーン店が多く、いまいち食指が動かない。予想していたとは言え、都会的なマカティ地域はボクの趣味には合わない。だいぶ歩き回って、デパ地下みたいなところで食べてみる。 現地風のラーメン屋である。ビールはないようだ。前のスーパーマーケットで買って持ち込んでも良いかと聞くと、良いよという。喜んでピルセンを買うと、33ペソとのこと。ビールを持ってラーメン屋に戻り、現地風ラーメンを肴にビールを楽しもうとする。すると、嬉しいことに紙コップをもってきてくれて、氷が欲しいかと聞くではないか。もちろんお願いする。マニラ人にこんなサービス精神があるのかと驚いた。日本のラーメンとは違って、ソバのような歯ごたえが不思議な感じだ。 |
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